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本屋大賞の大賞受賞の内定作品が発表された。
と言っても現時点では本屋大賞へエントリーした書店員に大賞内定のメールが送られただけで正式な発表は4月5日の本の雑誌の発売待ち。
私はエントリーはしているものの投票には参加していません。だってさぁ、投票するには10冊も読まなきゃならないんだよ。本屋になってから読書量が激減した私には1ヵ月半の間にいくら頑張っても3冊読むのが精一杯。金額だって10冊にもなれば馬鹿にならない。今回届いた発表メールにも“過酷”との文字。忙しい毎日の中187人の方が投票したそうだ。尊敬。
というわけで受賞作。あの作品でなくて良かった、とか。の声もあったけどまあまあ妥当。個人的には別の作品にとってほしかったんだけれど。(正式発表前なのでタイトルは自粛)
ちなみにノミネートは前にもあげたけど以下の通り
『夜のピクニック』 恩田陸 【新潮社】
『明日の記憶』 荻原浩 【光文社】
『家守綺譚』 梨木香歩 【新潮社】
『袋小路の男』 絲山秋子 【講談社】
『チルドレン』 伊坂幸太郎【講談社】
『対岸の彼女』 角田光代 【文藝春秋】
『犯人に告ぐ』 雫井脩介 【双葉社】
『黄金旅風』 飯嶋和一 【小学館】
『私が語りはじめた彼は』 三浦しをん【新潮社】
『そのときは彼によろしく』市川拓司 【小学館】