2004-10-18 ■ 本屋 毎日本を扱っていて、時たま嫌になることがある。 何がって「世間の人々はどうしてこんなにも他人の不幸話が好きなんだろう?」 ベストセラーになるほとんどは、誰かの死を哀しんでみたり、何らかの困難に遭遇したりの不幸話。人生にかかわるような話のわりには、何故か数時間で読めちゃいそうな薄っぺらな内容。 そんな内容ばかりが売れることに嫌気が差しそうになる。 そんな時、読み応えがありそうな本を買っていく人が居るとちょっぴり“やりがい”を感じて「つまらない本だけじゃない」と思う。読みごたえを売りたい。